- 幼馴染みより不遇な 2009-03-06(金)22:53
- ≫[PC]夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-(オーガスト)
各ヒロインの後日談+αに加えておまけシナリオ付きというボリュームと、実に正統派な内容で概ね満足。
しかし個人的にお気に入りの菜月編で、ナポリタンがハスキー犬という致命的な設定ミス(ナポリタンはパグで、ハスキー犬はそのずっと前に助けられなかった名無しの捨て犬)があったのは残念。
都合のいいことに可能性の分だけ並行世界が存在する世界らしいので、そういう設定のパラレルワールドのお話だと思っておきます('A`;
それより予約特典ディスクに各ヒロインの立ち絵(全身)の高解像度なPNGが入っていたのは嬉しいところ。
前に作ったLilith用明け瑠璃FACEは、縮小するからって加工がちょっと雑だったし、エステルとかも加わったこの素材で綺麗に作り直しますかw
- アメリカというかコメリカ? 2009-03-10(火)21:14
- どうやら春のメニュー改定でステーキのどんから「テンダーロインステーキ」がなくなったようです。
ちょっとお高いメニューだったものの、軟らかい赤味肉がガッツリ味わえるので、たまの贅沢に食べに行くのが密かな楽しみだったんですが。
低脂肪メニューはまだみぞれステーキが残ってはいますが、こっちはいかにもヘルシーな感じでボリューム不足なんですよなぁ。
折角ステーキ屋に足を運んだのだから思う存分肉を食った気になりたいところなわけで。
そして代わりに現れた新メニューは、客の目の前で切り分けるというどっかで聞いたような内容の「どんロックハンバーグ」。
ソースが5種類あるというのもジューシーバーグを知ってるとどうってことありません。
第一牛100%ではあるようですが、それほど大きくなさそうな割にカロリーが高く、脂肪分もすごそうなので個人的には完全にパスです。
それよりさりげなくステーキメニューに追加されているワゴンステーキが気になるところ。多分先月まで期間限定ランチメニューだったラウンドステーキだと思うんですが。
脂肪や筋を取った赤味肉を結着剤でまとめて成型したステーキで、ハンバーグかと思うくらい形が整ってたりするのを気にしなければ、軟らかくて食べやすいのです。
ソースが異様にご飯の進むジンジャーソースからガーリックペッパーソースに変わったのは気になりますが試してみたいですな。
といったわけで、熟成赤味肉のステーキとして一押しだったメニューがなくなってしまったので、早速代わりの店探し。
これを気にひよこデビューというのも浮かびましたが、それはとりあえず奥の手ということで、今回行って来たのは近場のダイナーズ窪店。
スペルも同じなダイナースと間違えやすいですがこっちは「ズ」。チェーン店かと思ったらちょっと違ったみたいで、元は黒田にあったストロベリーカフェな模様。
山環沿いに出来てから気にはなっていたんですが、何せここのコンセプトはアメリカの食堂をイメージした店舗。
主なメニューも当然アメリカンテイストで、BIGハンバーグやサーロインステーキ、パンケーキなど見るからに高カロリーなメニューが並びます。ピザもイタリアンというよりアメリカンな感じの重量感があります。
一応和食メニューもありますが、昨今のアメリカの日本食ブーム&ヘルシー志向に習ったわけではなく、完全に日本人向けの内容で、豚しょうが焼き膳とか浮きまくりです。
あとは卵がトロトロじゃなさげなオムライスも気になるんですが、今日の目当ては肉!カットステーキ+αでも良かったんですが、脂肪を控えて牛ヒレカットステーキを注文しました。
ライス+αのセット付きで2千円を超えますが、どんのテンダーロインに比べれば大人しいものです(-。-;
ちなみにソースはオニオンバターとみぞれソースがあったのでみぞれを選択。
トイレに行ってドリンクを用意していつものようにラノベ読みながら待つかー、と思ってたら速攻で出てきました。空いてましたし肉焼くだけなんだから当然ではあるんですが。
割り箸もあったので手っ取り早く箸で食べようかと思ったのですが…カットされてねぇΣ(゜Д゜)
カットステーキと銘打ちながら、メニューの写真の様には切れていませんでした('A`;キレテナーイ
出てくるのが早かった事もあって最初超レアかと思ったんですが、それは端の方だけで片面だけ火を通しすぎたのか実際はミディアムくらい。そういや注文の時に焼き加減は聞かれませんでしたな。
というか見た目がなんかワイルド。綺麗な一枚肉じゃなくて歯切れがあったりして、火の通り加減も均一じゃないみたいです。この辺の大雑把さもある意味アメリカン?(えー
それから付け合せはスライスしたベイクドポテトとちょっと多目のスイートコーン。写真だとやたら白いのでマッシュポテトかと思ったら違いました。
という具合でメニューとのギャップに少々面食らったものの、味の方はGood。歯切れっぽかったのは筋を取り除いたからなのか、軟らかくて食べ応えがあって、みぞれソースもいい具合でご飯が足りなかったくらいです。
どんはライスのおかわり自由なんで、食べる前にライスの量決めとかないといけないのはやや残念。でもご飯の硬さは丁度良かったです。
結論としては予想に反してかなり満足。一応アメリカンテイストな店ですし、肉の方も熟成してあったりするのかも。
どんよりも断然近いですし、これでオムライスも当たりだったらいいんですが。
他のアメリカンなメニューも気にはなりますが、流石に自分が注文する事は無いでしょうな。
ところで店の内装が一昔前のアメリカの大衆食堂風というのはともかく、コーヒーバーの設備なども微妙に古臭いのは狙ったのか移転前からの使いまわしなだけなのか。
- パナソニックブーム 2009-03-13(金)20:44
- ブームというか気が付いたら偏ってたので少々贔屓にしているわけですが、我が家のPanasonic(National)の家電がまた2つ増えました。
どちらもロゴがNationalからPanasonicに変わって型番にPが付いただけですが、National時代から価格.comなどで人気の製品のようですし、良い買い物だったと思います。
もう少し待てば春の新生活応援フェアなどで安く買えた気もしますが、思い立ったが吉日ということで。
これで後はオーブンレンジをPanasonicかSANYOにすれば、台所がマンション備え付けのガスコンロ以外Panasonic(National)とSANYO(Panasonicの子会社化予定)に統一されることに。
とはいえオーブンレンジは、ケーキを焼いたりしなくなって、レンジでのあたためと冷凍食品の調理にしか使ってないこともあって、全然買い換える必要性を感じないんですよな。
オーブンレンジの上位機種は、オーブンとしての性能ばかり増えて大型化する傾向にありますし、スチーム機能なんかはタンクの水の管理や使用後の手入れとか必要っぽくて面倒そう。
電子レンジとして強化されているのは、センサーによる自動調理とかの性能が上がってるのと、昔より高出力になって業務用に近付いたくらいですかね?
ビストロの光ヒーターとか気にはなりますが、元が取れるほどオーブンレンジを料理に活用できそうにありません。
・[家電]IH調理器 KZ-PH30P(Panasonic)
「煮物は冷める時に味がしみこむ」という理屈で、約75〜100℃の間で温度を変化させながら保温調理する「味しみこみコース」や、中火力以下での「低騒音モード」が特徴の製品。
安全面でも、鍋を外した時や、IH調理に適さない鍋を使っていると判断した時、温度が上がり過ぎた時に電源が切れるといった機能が備わっており安心です。
冬前に買ったミニグリル鍋は、付属の鍋(特に焼肉用プレート)のコーティングがすぐにはげてしまったので、結局鍋の交換が簡単な調理器単体購入にしたのです。
最近買ったフライパンや鍋はほとんどIH対応なので、問題なのは土鍋くらい。
土鍋風鍋付きの製品もあったんですが、鍋が付いただけにしては妙に高いし、9〜10号の大鍋なんて普段使わないのでパス。
とりあえずいつも使ってるフライパンで焼肉をしてみましたが、火力は十分で、温度が上がるまでの時間も短いです。
フライパンもコーティングがしっかりした物なので、焦げ付きは洗えば簡単に落ちますし、コーティングがはがれる事もありません。本体もフラットなので手入れが簡単です。
それとわざわざ低騒音モードが付いてるくらいだから、焼肉の温度じゃうるさいのかと思ったのですが、焼肉の場合食材が焼ける音もありますし、テレビを見ている分には気になりませんでした。
鍋物も深めのフライパンでできなくはないですし、予備のコンロにもなるわけで、余程大きなホットプレートが必要でもない限りは、IH調理器の方が何かと便利そうです。
折角なのでその内6〜7号のIH対応土鍋でも買ってきますかね。
にしても結局ミニグリル鍋は1シーズンで使い捨て。やっぱり安物を買うくらいなら使い続けられそうなものを買った方がいいってことですな。
・[家電]オーブン&トースター NB-G120P-S(Panasonic)
遠・近赤外線ヒーターで2種類の赤外線を使い分け、焦げ付かせずに中までしっかり火を通せる、という電子レンジみたいな性能が特徴の製品。
見た目もアナログダイヤルが無く完全デジタル制御で、トーストや焼き芋、冷凍ピザなど一部のメニューは専用の調理ボタンをワンプッシュするだけというのも電子レンジっぽいです。
こちらは炊飯器同様前のが使えなくなったわけではなく、性能が随分良くなっていそうだったのと、単なる衝動買い(^^;
一応随分網の焦げ付きや汚れが目立ってきていたり、餅を中までしっかり焼こうとすると、焦げすぎたり、膨らんで飛び出た軟らかい中身が網に絡まったりするのが気にはなっていましたが。
値段が倍ほど違うので、使用頻度的に単なるオーブントースターのNT-T59Pでもいいかと思ったんですが、8段階の温度調節やオートキーなどの多機能さと、何よりボタン操作のみの完全デジタルなインターフェースが気に入って奮発です。
他にもボタンのみで操作する製品や、もっと中が広いものもありましたが、中が広い製品は大抵通常サイズのトースターよりも高さが無いのが気になります。
ネットのレビューでも見かけましたが、高さの無い製品だとこの製品のサンプル写真にあるようなロールパン程度でもヒーターに接触しそうです。
多分中を広くした分温度が下がりやすくなるのを防ぐためなんだと思いますが、オーブン&トースターのくせにパンやケーキを焼くとヒーターに接触してしまい、薄いものしか焼けないようでは本末転倒かと。
この製品でも20cmのピザならそのまま焼けるくらいの広さはありますし、あまり広いと、少量調理する時に置く位置で焼き加減が変わったり、電力に無駄が大きかったりしそうな気もするので、トーストや焼き餅など主要な用途での使い勝手を優先です。
とりあえずトーストをオートメニューで焼いてみましたが、調理時間は2.5分と短く、仕上がりも見事な狐色で均一でした。
また、表面がサクッとしていても中の水分は十分に保たれていてふんわりしていますし、かといって生ではなくしっかり火が通っていて熱々。
学生時代に買った前のトースターでは実家のトースターとの違いは特に感じなかったのですが、今回はかぶりついた瞬間に明らかに違うと感じられる出来で、これがベストな焼き加減か、と感心しました。
それから使い始めなどの薬品臭が気になる人もいるみたいですが、自分は最初の一回で少し臭ったくらいですぐ気にならなくなりました。
アナログタイマーだと焼く度に仕上がりに結構差が出たりしますし、ワンプッシュで綺麗に焼けるのは、小さな事ですが特に朝食はパンが多い人なんかにはありがたいんじゃないかと。
あと最近のは改善されてるのかもしれませんが、毎回タイマーを必ず5分以上まで回す必要があるのも地味に面倒でしたしな。
ただデジタルタイマーは、長時間調理したい時に数字を進めるのがちょっと面倒ではあります。
時間がかかる代表格の焼き芋なんかはオートキーで一発ですし、0分の状態から下を押せば25分にループするのと、長押しで高速に進むから、手間がかからないようになってはいるんですけどな。
ちなみにボタン操作のみになったことで、本体は見た目ほど重量が無いため、ボタンを余り強く押すと本体ごと後ろに下がってしまうという弊害はありますが、気にするほどの事ではないかと。
それからタイマーが30秒刻みなので、微調整が必要な時は前で見張って手動で電源を切る必要もあります。
ですが、トースターは入れっ放しにしておくと余熱で火が通ってしまうので、焼き上がったら早めに出した方が良い場合が多いですし、とりあえず時間短めで焼いておいてから、仕上げで再加熱して微調整すれば、最初に張り付いていなくても焼け過ぎたりはしません。
お腹の手術以来、トーストやピザ・グラタン、焼き芋などはほとんど作らなくなって、トースターの出番は専ら餅を焼く時くらいなので元を取るのに時間はかかりそうですが、とりあえず次は正月以来ご無沙汰していた餅でも焼こうかと思います。
餅といえば餅焼き用の目の細かい網も付いているので、膨らんで飛び出た中身が網の下に垂れたりする心配はなくなりそうなのにも期待です。
- 中の下…いや下の上か? 2009-03-15(日)19:27
- 戯れにストIVで対戦してみましたが、勝負勘が鈍ったとか以前に、他の通信対戦ゲームと比べてもかなり快適な方とはいえ、通信による遅延でとっさのガードとか間に合わないのは辛いッス。
ヒット確認もやってられないので、攻める時は一連の連携を決め打ちする必要があって、入力タイミングを完全に身体で覚えておくのが前提という感じ。
基本の「飛び道具→対空」ですら、見てからでは対空が間に合わない、というか、そもそも飛び道具が見てから避け切れなかったりして、最早別次元のゲームになっています。
ゲームにならないわけではないのですが、この独特の感覚に慣れた上で、それに納得がいく人でないと合わないんじゃないかと。
久々に近所のゲーム屋を見て回ったら、見慣れぬPSPの新作RPGを発見。
・[PSP]ミマナ イアルクロニクル(ガンホー・ワークス/工画堂スタジオ)
しかし見てみると発売がガンホー。コイツは臭ぇ、韓国ゲーの臭いがプンプンするぜぇ〜!(何
と思ったんですが、実際には元々2004年に工画堂スタジオ(くまさんちーむ)がWindows用で開発を始めた『イアルサーガ〜ミマナの導き〜』が、紆余曲折を経てPSPでガンホー発売になったという作品だったのでした。
しかし始動が結構前の企画だからか、見た目は初代スターオーシャン風で古臭さがあります。
戦闘システムも一見SOっぽいクオータービューの擬似3DACT戦闘に見えて、実際はベルトACT的な複数ラインの横スクロールACT。
一応厳密にはラインが切られているわけではないっぽいのですが、CPUは3ラインしか使わないのと、半ラインのズレなら攻撃が当たるため、事実上間の2ラインを加えた5ラインです。
そして只でさえ詠唱時間長めで詠唱中に攻撃を食らったら中断する上に、飛び道具系攻撃魔法は真横にしか飛ばず、詠唱を始めたら打つ向きや位置を変えることはできないため、詠唱中に別ラインに移動されたら当たらないどころか、相手の位置に発生するタイプの魔法でさえ避けられる場合があり、あまつさえ詠唱時間考えたら通常攻撃で切りまくった方が断然ダメージが大きいという魔法使いの空気っぷり。
その他、全然使わなくても大丈夫なのに大量にあるアイテムや、バグってるかと思ってしまう微妙な戦闘キャラの顔グラフィック、血色悪すぎなフィールド上のドットキャラなど、色んな部分の微妙さが前にやった韓国ゲーを彷彿とさせます。
ローディングもPSP-2000以降だと同一マップ内の連続戦闘が軽くなるので多少マシですが、それでもちょっと気になるレベルなところも残念な出来。
という具合に微妙なところだらけではありますが、ストーリーやキャラクターは王道というかベタな感じで、息抜きにSFC〜PS時代のストーリー重視のRPGをやっていると思えば、良作とは言えませんがそんなに悪い作品ではないかと。
なお、ネタバレになりますが、この作品は一区切り付いただけで完結していません。
構想上はおそらく全6章(+最終章?)に及ぶ物語「イアルクロニクル(イアルサーガ)」の「ミマナの章」とでも言うべきもので、エンディングも次の冒険に出発する形で終わっており、プレイ時間も15時間程度です。
但し、途中に数回ヒロインを選んで会話するといった高感度イベントがあり、それによって終盤の展開が若干異なる様になっていて、1周クリア後に開放されるギャラリーに、各キャラのルートをクリアしないと見れないイラストがある罠。
2周目にはレベルなどは全く引き継がれず、何故か50レベルでキャップがかかっていたのが外れて、アイテム所持制限が倍になるという程度なので、クリア時間はほとんど短縮できません。
クリア状態などはシステムデータとして別に保存されるので、好感度イベントの分岐直前でセーブして、最初の分岐分のキャラをクリアしたら次の分岐のセーブデータからという方式をとるくらいしかないかと。
自分もまだ2周目(1周目はセフィのつもりで進めて結局フェイデエンド)ですが、1周はロード時間などのダルさに耐えられても、コンプする気力が続くかはかなり微妙です('A`;
しかしまあ、システムが改善されたりすれば良作まで後一歩な出来ですし、個人的にはちゃんとした続編が出る事にちょっと期待したい作品ではありますな。
ところでヒロイン達のレア防具がセーラー服や体操服やスク水なのはともかく、羊モンスターの名前がジンギスカンやシシカバブだったりするネーミングの適当さはなんとかならんのか(笑
- 大家最強 2009-03-17(火)18:46
- 続きの気になる良さ気な新作があったので、たまにはラノベの紹介とレビューなど。
・[文庫]六畳間の侵略者!?(健速/ポコ/HJ文庫)
親の転勤で一人暮らしをする事になって借りた六畳間「ころな荘一○六号室」に次々と女の子の闖入者が現れ、そのいずれもがその部屋を占拠するのが目的であったため大騒動(但し六畳間内限定で主人公が帰宅時に限る)が巻き起こるというドタバタラブコメディ。
ラブコメといってもヒロイン達が狙うのは主人公ではなく主人公の住む部屋であり、主人公も部屋の法的な所有者として若干の優位性はあるものの、どちらかと言うと騒動に巻き込まれた被害者であり、かつ部屋の所有権を主張する参加者というヒロイン達と同等の立場になっています。
話が続けば各ヒロインも主人公に好意を抱きそうなものではありますが、現状の主な恋愛要素は騒動とは別の編み物同好会(現会員二名のみ)の会長で、学園での平和な日常と帰宅後の騒動、という風に対比を取るような形で描かれています。
自己主張の強いヒロイン達のおかげで平行線のままエスカレートする一方の騒動は、治め方も少々強引でしたが、コメディーのオチとしてはアリなんじゃないかと思いますし、個人的には「そう来るかっ!?」って感じでした。
筆者は「遥かに仰ぎ、麗しの」等のシナリオライターで、紹介文を見る限り、シナリオライターだけじゃ食っていけなくなったから作家業も始めたっぽいのがなんとも世知辛いですな。
この作品の前にも「あの日々をもういちど」という作品を出しているそうですが、そちらは1巻完結物として書いているためラノベというより小説で、先に続けられるような形で書いたラノベらしいラノベ作品としてはこれが処女作だそうです。
なので今巻では騒動が一段落着くまでの顛末のみで、各キャラの立ち位置や力関係などを示す描写がメインになっており、ギャルゲで言えば共通ルートの分岐前の段階でしかありません。
しかも明らかな仕込みを入れたまま消化していない部分も多く、個性的なヒロイン達がこの後どんな風に問題を解決していくのか、そして主人公(というか会長の)恋(?)の行方は?など、続きが気になる作品です。
ところでストIVの対戦ですが、マッチング設定が「無制限」「同じくらいの強さ」「自分より強い」「接続品質優先」の「どれか」なのが微妙なところです。
「同じくらいの強さ」にすると接続品質の良くない人とも当たってラグりまくりですし、「接続品質優先」だと高ランク率が上がってフルボッコになってしまう罠。
かといって接続品質優先を別項目で選べるようにしてしまうと、誰でもそうしたいのが当たり前なので、接続品質の良くない人が阻害される格好になって、運営的には好ましくないでしょう。
基本的にはできるだけ任意に対戦相手を選べないようにするのがメーカー側の方針と思われますし、そこを保ちつつ接続品質の良くない人が足を引っ張らないようにってのは難しいでしょうなぁ。
まああの設定も「優先順位」ってだけで、「同じくらい」にしたからといって接続中の人が少なければ高ランクの人とも当たるっぽいですし、常に「接続品質優先」でも問題なさそうな気はしますが。
にしても流石に出て日が経ったこともあってやる気の続いている人が残っているからか、なかなか勝率が上がりません。
PS3だと360より日本人ユーザー率が高いと思われる分、ここでいっているようなノーマナーな人は少ないような気はしますけど。
ちなみに「相手見てキャラ変えるな」については、自分の場合主な使用キャラがフェイロンとダンなのでちょっと事情が違います。
自分が速攻でキャラを選ぶと、相手は一瞬カーソルを止めたあと、普段使っているのと違うっぽいキャラ(いわゆる強キャラ以外)を選んでくれる場合があるのですw
まともに強い人に強キャラを使われたらほとんど勝ち目が無いですし、楽しい対戦が出来るに越した事はないので、むしろキャラを変えてくれた方が良い場合が多いという例なのでした。
というか「相手見てキャラ変えるな」は、自分のキャラに自信が無い人の勝手な言い分な気もします。
確かにスペック上圧倒的に有利な組み合わせってのはありますが、少なくとも「明らかにスペック的に優位になるようなキャラ変えをするな」というべきかと。
それから「HDDにインストールしろ」も、箱○でネットワークプレイにHDDが全く不要なのであれば、HDD無しの本体売ってるMSに責任の何割かがあると思われ。
PS3だったら言っても問題ない話ですけどな。インストールはメニューのちょっと奥まったところにあるから、マニュアルよく読まない人だとインストールできる事に気付いてない場合があるかもしれませんし、初回起動時にインストールするかどうか聞くべきだったんじゃないかと。
当て投げについてはガード固め過ぎな人にたまに使うくらいはアリだと思いますが、根本的にシステム的なバランスが最悪。あとコマンド投げも凶悪過ぎ。
1フレで攻撃判定が発生する技がほとんど無いので、起き上がりに暴れようとしても技の出がかりを吸われる場合が多いのは勘弁。
起き上がりを吸いにくる相手にはジャンプくらいしかないっぽいとかどうなっているのかと('A`;
- 連休って素晴らしい 2009-03-21(土)20:28
- そこそこのボリュームでしたけど、さすがに丸2日もあれば終わってしまいますな。
ちょっと体調崩してるから、明日はラノベでも消化しながらゆっくりするとしますか。
・[PC]Flyable Heart(UNiSONSHIFT:Blossom)
今回は基本的には普通の学園物で、文化祭などの学校行事がメインイベントです。
前作の「ALICE▼ぱれーど」はワンダーランドが舞台でしたし、その前の「ななついろ★ドロップス」も星のしずく集めがメインだったから学校行事とは無縁だったので、学園生活がメインなのは「Peace@Pieces」以来、Blossomになってからは初ですな。
学園生活メインで夏休みほどの長期休暇も無いため、完全な個別展開はほとんどなく、文化祭など発生するイベントは共通で内容が違うという構成になっています。
分岐は大まかに誰の関連イベントに進むか分かるような内容で、一部分かりづらい部分もありますが、全ての関連イベントをこなさなくても大体狙ったヒロインのルートに入れるような感じなので安心です。
また、一部のイベントではBAD END(正しくは本当にアボンするわけではないけどDEAD END)的なシーンもありますが、基本的には分岐前に戻れるようになっている親切設計で、専用のCGもあるので、危険だと思っても突っ込んでOKです。
また、今作には「ななついろ★ドロップス」と「Peace@Pieces」のキャラと血縁関係のサブキャラが数名います。
だからといって死神候補生とか星のしずくみたいな不思議があるわけではなく、一応は真っ当(?)な世界感のようです。
但し、中盤までのドタバタ感はいつもどおりのノリですが、前作、前々作のようなハッピーエンドばかりではない展開があったり、色々とサプライズもあるので、耐性の無い人はちょっと凹むかもしれません。
ちなみに途中で明らかな設定のズレが発生したりしますが、それは以下のネタバレ設定によるもので、全部終わらせると理解できます。
↓以下ネタバレ↓
今作品の肝は、主人公が最初の爆発に巻き込まれた際に、実はほとんど設定が同じ異世界に飛ばされていることです。
つまり、主人公の記憶と異なるのはそれが異世界での設定だからで、時間が巻き戻ったのは元の世界に戻る際の副作用的なものです。
なので本編の大半は異世界での出来事ですが、似た世界を行き来する場合、一方の世界にいなかった間の矛盾を解消するため、そちらの世界でも同じことをしていたかのように過去が改ざんされるという作用により、元の世界に戻ってもヒロインとの恋人関係などはそのままだったりするということになっています。
異世界間の移動の際に時間も指定できる(というか実際はタイムマシンの原理を利用して異世界間の移動を行っているんですが)のなら、何度でもやり直せそうな気はしますが、1回限りの奇跡であることに理由をつけるとすれば、同じ世界の自分が存在した過去に戻るとタイムパラドックスとかで修復不能な矛盾が発生するからとかなんじゃないかと。
もっとも、完全な同一人物ではないとはいえ、同位存在と言える人物と同時に存在していたことへの矛盾がそのまま放置だったりしましたし、推測でしかないですけどな。
それから最初に異世界に飛ばされた時には少し時間が進んでいたので、元の世界に戻る際に時間を巻き戻しているのは、意図して行っただけではなく、元の世界からいなくなっていた時間と異世界にいた時間を合わせるための必然性もあったのかも、と思うのはちょっと考えすぎでしょうかね。
にしてもトラブルで戻れなくなっていただけなわけですし、元の世界に戻されるタイミングがちょっと都合良すぎる気はします。
本当はもうちょっと早く元の世界に戻せたのだけど、もっと主人公と一緒に居たかったがために、事件が起こるまで帰還を先延ばしにしていた、とかいう理由なら付けられなくはないですが。
あと、真相を知ってしまうと、主人公的にはあたかもタイムスリップして奇跡のハッピーエンドであっても、異世界側では事件が完全になかったことになったわけではないだろうということを考えてしまうので、何だかやるせない気分になります。
それはそうと今回は、「シャナSII」にも出張するなど、すっかりのいぢ一味(笑)と化した笹倉綾人も原画を担当しているそうで。
彩色スタッフは共通だろうとはいえ、どこを担当したのか区別できないレベルだと思ったら、基本的にはくるりを担当しただけの模様。
そういえば今回は伊藤雑音でなくいとうのいぢ名義なんですよな。エロ仕事との線引きかと思ってたんですが、ALICE▼ぱれーど限定のネタだったんでしょうかね?
- こんなこともあろうかと 2009-03-22(日)20:35
- 「Flyable Heart」やってて懐かしくなったので、今日は結局「ななついろ★ドロップス」引っ張り出してやり直してました。
やっぱりこういうほっこりする作品はいつやってもいいですな。癒されます。
そして今度は「結い橋(PRO)」とか「こいびとどうしですることぜんぶ」とかもやりたくなってしまったのでしたw
「遥かに仰ぎ、麗しの」とかもいいですけど、新作の「しろくまベルスターズ♪」がまた心温まるお話っぽくて楽しみです。
過去作品やり直す事は滅多に無いですけど、やっぱりいい作品は手元に置いておきたいと思う今日この頃でした。
- ある意味劇薬 2009-03-23(月)21:54
- うは〜っ、やっぱ「こいびとどうしですることぜんぶ」は破壊力がハンパ無いわ〜。癒されるのを通り越して溶けるw
でも、それと同時に、真っ直ぐでひたむきに努力する主人公とヒロインや、2人を応援する周りの人達を見ていると、何かやる気というか元気の出てくる作品でもあります。
- 年度末商戦的な 2009-03-26(木)23:08
- 今月末はやたら大量なんで、結いパチやり直してる場合じゃねーですな。
つーかこのラッシュはもしかして定額給付金狙いなのか(えー
・[PC]W.L.O.世界恋愛機構(あかべぇそふとつぅ)
少子化対策で世界的に恋愛を支援するという、HoneyComingを大げさにしたような設定のお話。
ヘタレな主人公がまともに恋愛できるように叩き直すところからスタートなので、序盤の主人公の不甲斐なさに我慢できるかが勝負かも。
中盤以降も肝心なところでヘタレな性根が出たりしそうですが、とりあえず月末ラッシュ開始です。
- かろちゃんチェック(死 2009-03-27(金)22:29
- 値段の高さで躊躇ってたんですが、ハイビジョンネガテレシネ等でのリマスタリングによるフルHD画質と、リニアPCM音声という品質に惹かれ、初のBlu-rayビデオ購入となりましたw
値段の方も、46話もあるからこの値段な訳で、頭割りすれば1話千円強。HD品質ということを考えたら、DVDと比べてもそんなに高くないはずなんですよな。BDアニメの価格基準がずっとこの調子になられても困りますが。
そんなわけで、折角のフルHDミニシアターもどきの環境を生かせる作品の1本くらい持っておきたいとも思ってましたし、これなら持っておいて損は無いかということで、少し早い自分への誕生日プレゼントです。
にしてももう10年経つんですな〜。
・[アニメ]カードキャプターさくら ―クロウカード編― Blu-ray BOX(ジェネオン エンタテインメント)
クロウカード編全46話が片面2層BD7枚に納められ、2枚組ケースを使用してBDケース4枚+ブックレットという内容なので、全13話のビッグオーのDVD-BOX(4枚組)とかよりもコンパクト。ジャケットイラストなどもいい感じです。
早速最初の何話かを見てみましたが、元が10年前のフィルムなだけに劣化しているのが分かってしまう箇所も若干あるものの、クリアな画質と音声は古さを感じさせません。
PS3等のアプコン性能が強力なため、DVD版でも輪郭についてはかなり滑らかな状態で見ることは出来ますが、画像の圧縮ノイズや液晶の動画ブレなどは正にBD品質といったところでしょう。
少々お高い上にまださくらカード編もあるわけですが、永久保存版として相応しい内容だと思います。
思わずスタート直後にジャンプし損ねて即死したwww
・[PS3]みんなでスペランカー(アイレム)
ダウンロードサイズが700MBとかありますが、グラフィックやBGMがグレードアップしてマルチプレイ可能でソロ100面+マルチ100面のボリュームというだけで、自キャラの性能や基本的なシステムは全く変わっていないという潔いリメイク作品。
一応ロープからの横滑り落下を防止する機能が選べるようになってはいるものの、下り坂へのジャンプで死ねる主人公の貧弱さやシビアな難易度は健在で、マルチプレイも誰かが操作中のトロッコを引き戻すなど、協力どころか足の引っ張り合いが続出の模様w
クラシックモードにすれば見た目も音も昔のままなので、ステージ構成が違う以外は当時の感覚で遊べますが、画面が大きい上にドットがクリアなので、PCモニタでエミュを全画面起動してるような感覚ですw
DL専用のリメイク作品としては若干高い気もしますけど、オリジナルを知らなくても超骨太な探検ACTというジャンルがOKだったら買って損はないかと。
延びに延びてたさくらさくらがようやく発売と思ってたら、土壇場で再延期してて遂に1年突破とかもうね。
・[PC]Areas(Lapis lazuli)
・[PC]プリンセスパーティー(CIRCUS)
・[PC]星空のメモリア -Wish upon a shooting star-(CROSSNET/FAVORITE)
今月はかなりはっちゃけてそうなプリンセスパーティーと、星空のメモリアが本命。
ラノベが大量に溜まってますし、来月も何本かあるので、GWまでずれ込むつもりでのんびりやることにします。
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